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B&Oのラジカセ
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B&Oの製品はシンプルな形状でありながら、数多くの機能を有しているデザインで有名だ。このラジカセは約20年くらい前に買ったものだが、さすがB&O、年月を経ても、古さを感じるどころか、むしろ革新的な形状をしている。さすがにテープで音楽を聴くことはなくなったが、ラジオは今でも十分聴くことができる。FM放送は手動ではあるがプリセットができる機能を持っている。持ち手はアルミのダイキャスト製で、筐体も実にしっかりしている。
B&Oのデザインは直線を多く用いているが、単純にならず、ディテールなども心憎いほど神経を使っている。たとえば持ち手の、手に当たる部分はかまぼこ形の樹脂(多分ムク材)を貼り付けてあって、持ち易くなっている。ボリュームとチューニングのダイヤルもスライド式になっていて、へんな突起物がない。
革新的なデザインを次から次へと出しているB&Oが、iPodのような新製品をだしたら、どのようなデザインをするのか今から楽しみだ。
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# by qoolog | 2006-09-20 17:11 | 生活のなかのデザイン
蕎麦猪口は美しい
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毎日欠かさぬ晩酌では、ビール以外は蕎麦猪口で呑む。焼酎や泡盛はもちろん、ウオッカやウイスキーやバーボンも蕎麦猪口で呑む。オンザロック、ストレートなんでもござれだ。大きからず、小さからず、手になじむ大きさと重さだ。口にあてたときの感触も、クリスタルガラスなどに比べ、柔らかい。
この蕎麦猪口は江戸後期のものらしい。値段は1万円くらいだったとおもう。持っている蕎麦猪口の中では一番高い方だ。いま陶器屋で売っている現代物は、大きく重たい。文様もあまりいいものは少ない。古伊万里の蕎麦猪口は、骨董屋でも安いものは1000円くらいからある。以前ヒビの入った、金直しの施してある古伊万里の蕎麦猪口を500円で買ったこともある。絵付けは下手であるが、なかなか味わいのあるものだ。これは今でも使っている。
生活のなかで長らく使われてきたものには、優れたデザインのものが多い。現代のクラフトマンの優れたものも、機能的な美しさをもっているものが多い。
# by qoolog | 2006-09-15 17:40 | 生活のなかのデザイン
カドケシ
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消しゴムは使っているうちに、カドがとれて丸くなる。この消しゴムは、使っているうちに、次々とカドが現れるようになっている。カドが28カ所もある。素晴らしいアイデアの商品だ。デザインも機能美の極致で美しい限りだ。近年のステーショナリーデザイン中の白眉だ。グッドデザイン賞も受賞している。
欠点としては使うのが惜しくなるんですね。最初のカタチのままで眺めていたいんですよ。
これは2002年度のコクヨデザインアワードの受賞作だ。受賞作といっても佳作なのだが、グランプリに選ばれてもおかしくない作品だとおもう。デザインした人は神原秀夫(かんばら ひでお)さん。コクヨはさっそく商品化した。ニューヨーク近代美術館のミュージアムショップでも販売しているそうである。
# by qoolog | 2006-09-09 16:51 | 生活のなかのデザイン
動くおもちゃ AUTOMATA
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今回ご紹介する本は婦人生活社から出されている「動くおもちゃ」だ。
AUTOMATA オートマタ=からくり人形は、「生命あるモノの動きを真似る生命の無いもの」とこの本の冒頭に記されている。これを書いたというか、おもちゃを作ったひとは、おもちゃの世界では有名な西田明夫さんというひとだ。この本の、最初のページにはいろいろなおもちゃが載っている、それに作り方の諸注意点や、丁寧な図面まで掲載されていて、懇切丁寧な内容だ。
この人が作るおもちゃは、洗練されたデザイン、あたたかみのある木の風合い、ほどよくペイントされた上品な色彩。どれをとっても一流の人の仕事ではありますね。興味のある人はホームページにいろいろな作品の写真や、価格などもあるので、見てください。
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# by qoolog | 2006-08-26 15:00 | デザイン本
テープカッター
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これはスリーエム社製のテープカッターだ。糊を使った商品を作らせては、この会社は高品質のものを作り出している。身近にあるものとしてはポストイットや、台所で使うスポンジなどもここの商品ですね。昨年、手を切って外科病院で簡単な手術をしてもらったのだが、縫合のあとスリーエムのテープで傷口を保護したのにはビックリした。そうゆう会社が作るテープカッターだから、これがすごいんです。まず歯(テープを切るところ)が硬い刃物でできていて、スパッと気持ちよく切れる。重くて安定感がある。ツートンカラーで、機能美に徹した飽きのこないデザインである。などいい点ばかり。でもこれを文房具屋で売っているのを見たことないんですよね。おいとけば売れると思うんですけどね。
# by qoolog | 2006-08-26 13:24 | 生活のなかのデザイン
Creation21
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この本は、Creation21号で、今は亡き亀倉雄作の追悼特別号だ。亀倉は東京オリンピックのポスターや、NTTのシンボルマークのデザインで、日本を代表する世界的なデザイナーであった。蝶が燃えながら落下する、衝撃的なデザインのヒロシマの平和アピールポスターも彼の作品だ。東京オリンピックの日の丸ポスターは必要最小限の要素で構築された、シンプルこの上なく、力強い色彩、独特の縦長のレイアウトなどなど、うまいなあと感心する。日本を代表する、グラフィックデザインのひとつであることに異論をはさむ人は少ないのではあるまいか。なおCreationは生前彼が編集をしていて、21号は彼の死後編集されたものだ。だからこれがCreationの最終号となった。
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# by qoolog | 2006-08-26 12:41 | デザイン本
イラストレータについて 1
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イラストレータを使い始めてからもう15年くらいになるのだろうか。ほぼ毎日このソフトのお世話になっている。立ち上がりの画面は、ボッテイチェリ「ビーナスの誕生」のビーナスだ。バージョンがあがるにつれて、ビーナスの化粧が濃くなっているのが面白い。最近のバージョン(CS)は、立ち上がり画面は花模様になっていてちょっと寂しい。
使い始めた最初のバージョンは5.0だった。これがシンプルで、軽くて使い勝手がいいソフトであった。いろいろごちゃごちゃ機能がついているより、使いやすいんですね、これが。今でもこのバージョンを使って仕事をしているデザイナーもいるくらい、いいソフトなんですね。
# by qoolog | 2006-08-26 12:31 | アドビイラストレータ